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ほんのちょっとブログ

教養を身につけたい。そのためにメモメモ…。

現代型書店はだいたい2種類に分けられると思ったこと。

自分が実店舗で本を買うときのプロセスを想起してみてほしい。

  1. 1 書店に行く。
  2. 2 手に取ってパラパラ。
  3. 3 「この本いいな」
  4. 4 レジに並ぶ。

これは素直な人の買い方である。こんな人とお友達になりたい。
私含め、ケチな人の本買いプロセスには、もう一つステップが加えられている。

  • 3.5 「これ、ネットの方が安く買えないかな?」「口コミはどうだろう?」

レジに本を持って行く前に、この考えがよぎってしまう。ネット店舗に汚染された現代人は、何を買うにもこの種の疑問から逃れることはできないのである。

実際、ネットで買った方が安いというのがほとんどだ。よほど急ぎでない限りネットで買った方が良い。
これを踏まえて、今、書店はどんな役割を持っているのか考えてみた。

「試し読み」の役割

例えば英語の発音についての本をネットでサーチ。何個か高いレビューの本に絞り込まれる。
どれにしようか迷う。そこで現物を見に書店へ。

こんな目的の客にはどんな書店が理想的なのか。それは「品揃え」「検索性」を兼ね備えた書店である。
定番と言えるような商品が漏れなく在庫にあり、さらにそれを探しやすいような書店。
ここで私の頭の中に浮かんだのは丸善ジュンク堂書店梅田店
この書店はとにかくバカでかい。そして各階エスカレーターの真ん前に在庫検索機が置いてある。まさに「試し読み」に最適な書店である。

新しい本との出会い。

この本を持っていたら...
自分が変わるんじゃないか、進化するんじゃないか。
生活が豊かになりそうだ。
装丁やページめくりの感じの良さに一目惚れ。

たまーにだけど、こんな感じで衝動的に買いたくなる本に出会う。
この出会いの場を提供するのが、現代型書店のもう一つの役割だと思った。こればかりはネットがどんなに発達しても、代替できないところだと思う。

この目的を満たすような書店に必要なものは
「ある程度の狭さ」「自由さ」「遊び心」などなど。
基本的にこじんまりとした、店員がすべての本を愛情持ってセレクトしているような書店。
京都にいっぱいある。例を挙げるのは恥ずかしいからやらないが。

両立は無理な話だ。

そして、この2つの役割を同店舗で両立させることはほぼ不可能に近いと思う。相反するもの。
両立させようとすれば、こちらを立てればあちらが立たず、状態でなんとも半端な店舗が出来上がる。

その結果、今日日見かける書店は、

  • メガ書店
  • 個人経営の、趣味全開な書店

この2つだなあと思った次第です。棲み分けって大事。以上です。